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STAFF BLOG
2026.06.19
牧野 ひなた
こんにちは、広報担当の牧野です。先日、浜松市で開催した完成見学会。お施主様のご厚意で、たくさんの方に空間を見ていただくことができました。今回は、その見学会の裏側で密かに大きな役割を果たしていた小物スタイリングについて、少しお話ししたいと思います。

見学会というと、間取りや設備、外観のデザインに注目が集まりがちです。でも実は、写真の映え方や空間の雰囲気を最後に決めるのは、本や雑貨、照明といった小物たちなんです。
今回のスタイリングを、スタイリストさんに依頼しました。配置はほぼお任せ。建築家が描いた間取りや中庭、吹き抜けという設計図に、スタイリストさんの感性という解釈が加わることで、空間に初めて息が吹き込まれていく感覚がありました。楽譜だけでは音楽にならないのと同じで、そこに奏でる人がいてこそ、空間は本当の意味で完成するのだと思います。
これはエスコネクトが大切にしているポテンシャルコントロールの考え方そのものです。建築家の設計力を最大限に活かすために、私たちは完成までのプロセス全体を見渡し、最適な専門家と協働する。小物選びも、その一環です。


今回いちばん印象的だったのは、照明の使い方でした。
壁面につくられたニッチ風のシェルフには、本、写真立て、ちいさな置物、そしてページを開いたままの本が、まるで誰かが今ここで読んでいたかのように配置されています。スツールに腰掛けて、一冊を手に取る瞬間まで想像させる。間接照明がその一つひとつにやわらかな光だまりを作り、ただの収納だったはずの壁が、空間の主役に変わっていました。
ダイニングでは、ペンダントライトの暖色の灯りが、テーブルの上のワインボトルやグラスの輪郭をふっと浮かび上がらせていました。奥のキッチンはあえて陰に沈めたまま。明るすぎないからこそ、食卓を囲む時間そのものが特別に見えてくる——そんな照明の引き算の効かせ方に、思わず見入ってしまいました。
朝の洗面スペースも印象的でした。窓の外の緑が透けて見え、低く差し込む光が木目の床に長い影を伸ばす。照明を点けるまでもなく、自然光だけでこの空間は十分に語っていました。
専門的な話をすると、これは単なる見た目の話ではありません。間接照明の配置や、自然光をどこから取り込むかという計画は、LDKの居心地や、中庭・吹き抜けから届く光との調和を左右する、住まいの設計そのものに関わる要素です。完成見学会で、素敵だなと感じたその印象は、実は設計士や建築士が、図面の段階から光の入り方まで計算している証でもあります。

スタイリングされた空間は、写真に収めても本当に映えます。でも、それは見学会のためだけのものではありません。本や雑貨、照明が適切に配置された空間は、そこに住む人の暮らしの質そのものを引き上げてくれます。30坪〜35坪の住まいでも、こうした工夫があるだけで、空間の印象は驚くほど豊かになる。間取りという箱を、本当の意味で住まいにしてくれるのが、こうした小物たちなのだと思います。
注文住宅って、図面や構造の話になりがちですが、今回の見学会で改めて感じたのは最後の仕上げがいかに空間の印象を決めるかということ。
浜松、湖西エリアで工務店をお探しの方、注文住宅でおしゃれな住まいを考えている方は、ぜひ次回の完成見学会で、実際の空間と光の表情を体感してみてください。設計士・建築士がどんな想いで設計したのか、現地でじっくりお話しさせていただきます
「エスコネで家を建てると、こんな素敵な暮らしができるんだ」というワクワクする気持ちを、一人でも多くの方に届けていきたいと考えています。皆様の家づくりがより豊かで楽しみなものになるよう、クリエイティブな発信を通じてサポートさせていただきます。
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